人気インスタグラマーに学ぶ、落ち着いた食べ物写真のコツ

VSCOcamユーザーの中では、彩度下げ+フェードのかかった写真が人気です。
が、食べ物に関しては、全体の色味を落としてムーディーにするよりも、明るい色味が鮮やかに出るようことを重視した加工がいいのではないかなと思います。

人気インスタグラマーの例

数万単位のフォロワーがいる方の投稿を見てみると、↑のことが実践されています。
写真全体は落ち着いた印象になっていますが、赤や緑など、色をはっきり出したほうがいいものは、どんと出しています。

たとえばわたしの好きな @me_and_mango さん。
ふだんはおそらく、VSCOでいえばHBかSEあたりの、すこし彩度が下がってスモーキーなプリセットが中心かと思われます。


でも、食べ物の投稿では、色合いをしっかり出しています。


やってみよう

(人気インスタグラマーさんの写真の後で非常に載せにくいんですが)わたしがやってみたものを載せます。
昨日の記事(C1-食べ物のiPhone写真を抜群に美味しそうにしてくれるVSCOプリセット)では、VSCOプリセットで最も鮮やかなもののひとつを使用しました。
きょうは、G1を使います。

Gシリーズは「ポートレート」という名前の通り、透明感のある写真になります。
グリーンがきれいになる特徴があり、あまりくせがないので、食べ物にも使えます。
G1~G3を、元の写真の色味によって使い分けると良い感じです。

こちら、夫氏の名作ワンプレートごはん。

  • プリセットG1+8.9
  • 露出+2.5
  • コントラスト+0.4
  • 彩度+1.0
  • シャープ処理+2.0
  • 明瞭度+0.6

(夫氏のインスタのテイストに合わせていて)元の画像がだいぶ暗かったので、露出を上げました。
アボカドのグリーンをきれいに出したかったので、グリーンが鮮やかなG1プリセットも強めにしています。
しらすがおいしかったので、シャープと明瞭度もやや高めです。

この食べ物は赤の成分が少なかったので彩度は特にいじりませんでしたが、もしプチトマトとかがちりばめられていたら、彩度を+0.3くらいしていたかもしれません。

落ち着いた色合いと鮮やかさ

色味を落ち着かせることと、鮮やかに発色すること。
一見矛盾しているようですが、適切なプリセットと調整を使えばできます。

明るさを適切に、白いものは白く、緑黄色野菜をくすませない。
使いやすいのは、

  • G(ポートレート)
  • S(クリーン)
  • N(ニューモダン)に彩度をプラス
  • C(ヴィブラント)にフェードをプラス

あたりでしょうか。

白はきれいに白くする

iPhone写真では、白が白く写らないことがよくあります。
赤みがかったり黄みがかったりすると、汚く見えますし、落ち着いて見えません。

白くするためには、

  • 露出を上げる
  • コントラストを上げる
  • シャドウ保存を上げる
  • (不自然でない範囲で)ハイライトティントで青を入れる

露出やコントラストを上げるのは、基本ですが、もともと明暗(コントラスト)の差がある写真では注意が必要です。
暗いところを明るくしようとするあまり、白いところがまっしろけになっていまうことがあります。
やりすぎると飛んでしまいますので、そういうときは、露出を上げる代わりに「シャドウ保存」を上げると、暗い部分だけが明るくなります。

ハイライトティントは裏技で、黄色くなってしまった白に青を入れるのは、良い作戦です。
詳しくは、「暗い写真の壁を白くする」という記事に書いています。
この記事ではプリセット自体を青みがかったものにしていましたが、食べ物にはそれはせず、ハイライトだけをすこし青くする方向でいきましょう。

出来上がりはこちら。

夫氏の作ったものはなんでもおいしいですが、よりおいしそうになりました。